先日よりNASを構成しているHDDの1台が故障のアラートを出していたので交換しました。
NASのファイルシステムはダブルパリティで構成されているため、HDDが3台同時に故障するまではデータを安全に保護しています。今回は1台のみの故障なので、データロストは防げています。
故障アラートメールは必ず受信できるように
バックアップを保存するストレージに、「外付けHDD」ではなく「NAS」を利用するのは、こういう理由もあります。
外付けHDDの場合、ケースにアラートランプが付いてたりするものなどがありますが、常にHDDのランプを確認しているわけではないので、故障に気づきにくいです。
それがNASならば、常にHDDの状態を監視し、問題があればアラートをメール送信してくれます。
ZFSのHDD交換は簡単
ZFSのHDDを交換する手順は、以下の通り。簡単ですね。
- 故障しているHDDのステータスを Offline に変更。
- NASをシャットダウン。(ホットプラグ未対応の場合)
- 故障しているHDDを新しいHDDに交換。
- NASをスタートアップ。
- 新しいHDDのステータスを Replace にして再構築を待つ。
再構築が完了するまでは、容量によって数時間かかりますが、その間も通常通り使用できます。(ただし、書き込み量が多いと再構築にかかる時間も長くなります)
今回からNAS向けHDDにしてみました
今までは、HGST(日立製)のHDDを使用していましたが、今回の故障分から、WesternDigital のRed にしてみました。